ピアノレッスンのかたち
一口にピアノレッスンといっても、色んな形があるものだ。
ヤマハやカワイなど全国展開の教室から個人の先生についての自宅レッスン、子供向けから大人向け、人数やコースも様々。
個人レッスンもあればグループレッスンなんてのもある。
ピアノを習う前に見学に行ってみたことがある。
1箇所目はグループレッスンの体験に行った。
その時は3~4人くらいの見学者で1グループとして、同じ曲の同じところを皆でいっせいに弾いたと思う。
極小人数で音楽の授業を受けるみたいな感覚に近いかもしれない。
自分と同じような人達が一緒で、一気に友達が広がったようで楽しかった。
もう1箇所は自宅に近いところで、土曜で個人レッスンの枠しか空いてなかった。
通いやすいのは確実にこちらの方だった。
周りについていけるかの心配はあれど友達も出来そうなグループレッスンか、1人だけど自分のペースでじっくり受けられる個人レッスンか。
悩んだけれど、長く通うことを考えて個人レッスンにした。
こちらの方で正解だったと、あとから思った。
ピアノを習うにあたって悩むのがコースと教室。
大切なのは、なぜ習うのか。
これは後々の基本になるからしっかり意識して選んでいくほうがいいと思う。
第2に、趣味なのか、何かを目指すのか。
大人の趣味といったものから、ピアノ講師を目指すもの、もっとプロを目指すもの、ヤマハなどだとグレードというそれぞれ独自のグレードという資格があり、そのコースなどもある。
決まった時間に通えないならチケット制レッスンもある。
第3に、場所。
希望に合うところが見付かっても、続けて通うのが辛い場所だと、挫折してしまうかもしれない。
どういう方向でいきたいのかを、最初に先生とじっくり相談しつつ、楽しそうに通っている自分の姿を想像できるかを考えて決めるのがいいと思う。